砺波地方の伝統的家屋・マエナガレの家
佐々木邸は、築100年以上の歴史がある、砺波地方の伝統的家屋です。
「切妻造り平入り(=マエナガレ様式)」という、雪国に適したつくり。 実は、砺波の家には、外から見ただけでは分からない魅力が、いっぱい詰まっています。
外観が立派なのはもちろんですが、中に入るとさらに立派で、驚かされることがよくあります。佐々木邸も、実際に足を踏み入れると、その立派さ、重厚感を、実感していただけると思います。
広間は、冬の積雪に耐えるため、太いケヤキの柱と梁とが、頑丈に組まれた「ワクノウチ造り」です。
この堂々とした趣は、現代の建材では到底表現することはできないでしょう。
伝統的なマエナガレ様式 |
堂々たるワクノウチ |
立派な梁。粋な赤色が覗く天井 |
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砺波市の中心部から約4.5km、農村風景の広がる荒高屋地区
佐々木邸のある砺波市荒高屋は、砺波市の中心市街地から南に約4.5km離れ、市内を走る国道156号の近くにあります。 日本の農業の原風景とも言える散居村が広がっています。
天気のよい日には、東に鉢伏山などの山々が見えます。
夏は涼しく、冬には温かく、強風をやわらげてくれる屋敷林(カイニョ)があります。
カイニョのほかにも、様々な木々が植わっているので、四季の変化や自然の恵みを、存分に感じることができると思います。
敷地入口。納屋、駐車場もある |
まわりは田んぼです |
家屋の後ろのカイニョ(屋敷林) |
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敷地内。家に居ながら森林浴も♪ |
敷地内には納屋が3つと蔵もある |
納屋の前の植栽スペース |
通りぬける風、虫の声、植物のにおい…四季を感じる空間
家の裏側(玄関とは反対側)は、大きなガラス戸が連なり、やわらかな光が差し込みます。ガラス戸を開け、網戸にすると、心地よい風が入ってきます。
広い廊下は黒光りしていて、夏は素足で歩くと、少しひんやりして気持ちがいいですよ(冬は冷たくなりますので注意)。
和室が9部屋もあり、旅館や民宿のような雰囲気もありますので、シェアハウスにも最適。
実際に、東日本大震災で被災された2家族が、数ヶ月間ここで生活されていました。
また、近年、県外大都市大学生たちが滞在したり、地域住民の方々を交えて勉強会や交流会をしたりと、様々な用途での活用を考えています。
裏の縁側は、見事な光の通路 |
素足が気持ちいい、黒光りの廊下 |
通り抜ける風が心地よい家の中 |
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落ち着きのある控えの間 |
16畳以上ある座敷は交流会に◎ |
茶の間はみんなが集う憩いの場 |
中心のワクノウチでは講演会も |
ぐるりと広い廊下が各部屋をつなぐ |
部屋を仕切る味のあるガラス戸 |
キッチン、バス、トイレ。水廻りはバッチリ改修済み
日常生活には欠かせない水廻りは、既に改修されています。トイレはウォシュレットも完備。
トイレや洗面所も広々しています。
冷蔵庫、テレビ、洗濯機もありますので、短期で滞在して、砺波の暮らしを体験するのにオススメです♪
お風呂と広々としたキッチン |
トイレもひろびろ。男女別あり |
脱衣所に洗濯機と洗面所を完備 |
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■「佐々木邸」平面図
■「佐々木邸」配置図
車で5分ほどの中心市街地には、砺波総合病院や大型量販店なども立地し、コンビニも近くにあります。また、高速道路のインターにも近いことから、交通の面でも非常に便利です。